ふるさとおこしプロジェクト

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2024-12-04

岡山駅をアートの玄関口に
「おかやま駅チカART WALL」

JR西日本岡山支社と山陽SC開発株式会社は、岡山市が進めている岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備に伴い、2026年に向けて改修がすすむ岡山一番街の仮囲いエリアを「おかやま駅チカ ART WALL」として活用し、2024年12月3日(火)よりアート関連の展示を実施いたしましたのでお知らせします。

JR西日本岡山支社 伊東暁 ふるさとおこし本部長は「今日から展示がスタートし、実際に見て、通りがとても明るくなったと感じる。岡山で活動するアーティストの方々の個性を感じていただき、地域の魅力の発信のひとつとなれば。今後もさまざまな展示を行い、アートの力で地域の良さを発見してもらいたい」とコメント。

「おかやま駅チカ ART WALL」は、仮囲い中の全長約 75mの両壁面を活用し、壁面をキャンバスに見立て、「アートで人とまちをつなぐ」をコンセプトに、地域にゆかりのあるアート作品の展示や関連イベントの告知や、地域に関連する展示スペースとして展開。
せとうちエリアの交通の結節点であり、中心地のひとつである岡山駅を中心に、「アートの玄関口」を目指します。

展示内容

第一弾のテーマは「知る」。2024年12月3日「国際障害者デー」にちなみ、「知ることは、障がいを無くす。®」をスローガンに掲げて岡山で活動を行う、株式会社ありがとうファームの障がい者アートを展示します。表現力豊かに描かれたハンディキャップアートの作品群をお楽しみいただけます。

テーマ:「知る」
期間:2024年12月3日(火)~2025年2月28日(金)
協力:株式会社 ありがとうファーム

岡山市で「生き生きと堂々と、人生を生きる。」を理念に掲げ、活動を通して、障がいのあるなしに関わらず共に幸せに生きることができる、共生社会の実現を目指しています。


今回作品を展示した、ありがとうファームに所属するアーティストの皆さんと一緒に

JR西日本グループにおける障がい者活躍の取り組みについて

JR西日本グループは、事業活動を通じて、「一人ひとりにやさしく便利で豊かなくらし」や「持続可能な社会」づくりを実現します。JR西日本あいウィルは、JR西日本における障がい者雇用をより積極的に推進していくために設立されました。

JR西日本あいウィル
JR西日本あいウィルでは、JR西日本グループの社内印刷物等の仕分け・梱包・発送作業を中心に、清掃活動、除草・植栽・芝生管理業務などに積極的に取り組みながら社会に貢献しノーマライゼーションの実現に取り組んでいます。
JR西日本あいウィルHP

設置場所

岡山一番街の仮囲いエリア

※仮囲いは、工事現場を囲む仮設の壁です。
※「おかやま駅チカ ART WALL」の設置場所は、今後の工事の進捗により位置が変更いたします。


ありがとうファームに入るまでは身体を動かすことが好きで、絵は入社してから描き始めたというKAITO(カイト)さん。今回展示された絵は「動物」がテーマ。「カラフルで描いていて自分が楽しくなるような絵を描きたいと思っています。今日は、自分の絵とみんなの絵が集まってカラフルで嬉しくてワクワクしました」。


子供の頃から絵を描き続けているりょうさん。ありがとうファームに入ってから明るい色を多く使った絵を描くようになったといいます。
今回展示された絵は、B5サイズのコピー用紙を折り紙のよう縦や斜めに何度も折り返しながら、出てきた白い面に、絵の具やペン、色鉛筆で描いたもの。「絵を選んでもらって展示されてとても嬉しい」と笑顔を見せてくれました。


JR西日本岡山支社 伊東暁 ふるさとおこし本部長


株式会社 ありがとうファームで、所属するアーティストの活動を支える深谷千草さん。


JR西日本あいウィルの大取さん(左)と佐藤さん(右)。今回の展示では観光列車 etSETOra(エトセトラ)グッズ制作のために描き下ろしたアリクイをモチーフにしたノートやハンカチなどを紹介。地域の福祉事業所と協働した「さんかくしるし」の活動をアピール。

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