ふるさとおこしプロジェクト

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2024-04-08

4月6日運行スタート!
特急やくも新型車両の出発式を開催

2024年4月6日、JR岡山駅にて、岡山と山陰エリアを結ぶ、特急やくもの新型車両の出発式が開催されました。出発式では、JR西日本バンド連盟岡山支部「マリンライナーズ」による演奏の中、ブロンズカラーの新型車両、特急「やくも」が姿を見せました。

1972年にデビューして以来、岡山駅と山陰の各エリアを結び、多くの人を運んできた特急やくも。広域の鉄道ネットワークに磨きをかけ、安全で快適な移動空間を提供することを目的に、約40年ぶりに新型車両273系を導入しました。

車体のカラーコンセプトは「沿線の自然・景観・文化・歴史を尊び、お客様と交感する色」。その名も「やくもブロンズ」。宍道湖に沈む夕陽の鬱金(うこん)色、たたら製鉄の黄金(こがね)色、大山夏山開き祭のたいまつのような銅(あかがね)色、そして赤瓦の町並みの赤銅(しゃくどう)色という4つのブロンズをベースに作られたオリジナルカラーです。

また、快適性の向上もはかり、新型やくもの車内では、セミコンパートメントの座席を採用。広々とした対面型のシートで、我が家のようにくつろげる、温もりのある快適な車内空間を楽しむことができます。

安全性と利便性の向上として、車内Wi-Fi、全席コンセント、防犯カメラによる車内セキュリティの向上など、快適な旅を約束します。

JR西日本岡山支社の藤原乗将支社長は「車体に光が当たるとブロンズ色が一層際立ち、沿線の自然の風景に映えるコンセプトを象徴する色あいとなっている。やくもの沿線には魅力的な観光地があるので、観光振興を軸に、交流人口の拡大、地域の活性化に努めたい。末長くご愛顧いただきたい」と挨拶しました。

中国運輸局の益田浩局長は「山陽と山陰を結ぶ大動脈として活躍する特急やくもを、ぜひビジネス以外でも使ってほしい。今年秋に開催される森の芸術祭、来年の大阪国際万博、瀬戸内国際芸術祭、福山市の世界バラ会議など、特急やくもが、地域間の交流、インバウンドなどの観光交流に繋がることを願う」と述べました。

岡山県の笠原和男副知事は「魅力いっぱいの新型やくも、出発式に来ていただいた鉄道ファンのみなさまだけでなく、これからご利用される方にとって待ちに待った日。ぜひ新しい、車両に乗車して旅を楽しんで欲しい」と、新型やくもの利用促進を呼びかけました。

2024年4月6日より運行を開始した、新型やくもにぜひご乗車ください。


ブロンズ色に輝く新型やくも


JR西日本バンド連盟岡山支部 マリンライナーズ


JR西日本岡山支社 藤原乗将支社長


中国運輸局 益田浩局長


岡山県 笠原和男副知事


出発式当日は、2番ホームのみならず、向かいの3番ホームまで、新型やくもの初運行を一目見ようと、多くの鉄道ファンが駆けつけた


両親と一緒に手作りの手旗を持って新型やくもを見にきていた兄弟。
「今日は見れて楽しかった。乗ったことがないので乗ってみたい」と藤井奏多くん(7歳)。自前のカメラでたくさん写真が撮れたと大満足の藤井朝日(4歳)くん。


今日のために手づくりで作成した、新型やくもの手旗。


岡山駅前の広場では、4月6日・7日の2日間、新型やくもの運行を記念して、イベントを開催。
特急やくものオリジナルグッズが当たるガラポン抽選会の他、山陰の観光協会などが、パンフレットを配布するなど山陽と山陰の観光振興を呼びかけた。

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