ふるさとおこしプロジェクト

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尾道市/福山市
笠岡市/府中市

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

瀬戸内海の島々を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」からは、
笠岡市/府中市
日本遺産に認定された尾道水道や
多島美など風光明媚なパノラマが望める。
景勝地として名高い福山の港町である鞆の浦も人気のスポット。
個性豊かな島が連なる笠岡諸島には、
海の恵みをまっすぐに生かした特産品が豊富。
ものづくりの町・府中では、長きにわたり受け継がれてきた匠の技に出会える。

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

尾道市

えぇとこ

No.031

瀬戸内しまなみ海道 (サイクリングロード)

海峡を渡れる日本初の自転車道で、多島美を感じながらサイクリングを

あっ晴れ!大賞 ふるさとあっ晴れ認定

本州と四国をつなぐ「瀬戸内しまなみ海道」のサイクリングロードは、海峡を渡れる日本初の自転車道。尾道から今治まで、全長約70kmの海道を自転車で走れるとあって〝サイクリストの聖地〟と呼ばれている。アメリカ・CNNテレビのトラベル情報サイトでは「世界7大サイクリングロード」にも選出。向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島、馬島の7つの島を結ぶのは、9つの橋。多島美を感じながら、まるで空中を走っているかのような気分に浸れる。また、道中、観光名所に立ち寄れるのも魅力。絶景スポットは、向島の瀬戸内海国立公園・高見山。お参りをするなら、通称・自転車神社と呼ばれている因島の大山神社へ。レンタサイクルや休憩所なども充実。車道には、サイクリングルートの目印としてブルーラインが引かれており、初心者でも気軽に楽しめる。

●尾道観光協会

Tel 0848-36-5495

http://www.ononavi.jp/

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

福山市

えぇもん

No.032

合同会社 カスリラ

備後絣 (カスリラ)

昔ながらのシャトル織機から生まれる備後絣をモダンにアレンジ

あっ晴れ!大賞 ふるさとあっ晴れ認定

福山市で160年以上の伝統をもつ「備後絣」は、伊予絣、久留米絣と並ぶ日本三大絣の一つ。昔ながらのシャトル織機でゆっくりと丁寧に織り上げることで、素朴な風合いと柔らかな質感が生まれる。大量生産できないため、希少価値が高い。現代の暮らしに合った、おしゃれな備後絣を提案する「カスリラ」では、藍染、柿渋染、墨染の木綿糸を使い、伝統的な絣柄や縞柄、格子柄をモダンにアレンジ。洋服から小物、雑貨に至るまで新しい息吹を感じさせ、「国内外の多くの人に備後絣の魅力を伝えたい」という想いが伝わってくる。着心地が良く、着るたびに肌になじむので、愛着が増す。夏は涼しく、冬は暖かい。ナチュラル感とリラックス感をあわせ持つ備後絣は、年齢を問わずに着られる。

●合同会社 カスリラ

広島県福山市神村町1595-1

Tel 084-934-2458

http://shop.kasurira.jp

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

笠岡市

うめぇもん

No.033

酪農cafe Mou Mou Kitchen

コロラムプリン

出産6日目の希少乳を贅沢に使った2層のプリン

あっ晴れ!大賞 ふるさとあっ晴れ認定

幻のミルクを贅沢に使った「コロラムプリン」。コロラムとは、母牛が出産してから搾乳できる母乳のうち、最初の1週間だけの特別な初乳のこと。中でも栄養価が高く、流通可能な6日目の希少乳だけを使っている。初乳は高タンパク・低脂肪で、産まれたばかりの子牛を細菌やウイルスなどの病気から守る免疫成分が豊富。広大な笠岡干拓地の自社牧場で、600頭の牛に良質な飼料を与えて飼育しており、毎日2、3頭が出産するという。プリンが二層に分かれているのは、搾りたての初乳を使っているから。上層はクリーミー、下層はとろりとした食感がたまらない。農林水産大臣賞を受賞した笠岡産の「うねめもみじたまご」と、バニラビーンズもたっぷり。添加物は一切不使用のフレッシュな味わい。

●酪農cafe Mou Mou Kitchen

岡山県笠岡市拓海町141

Tel 0865-67-1714

http://mou-mou-kitchen.com

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

府中市

うめぇもん

No.034

株式会社 本家中村屋

備後府中黒味噌

3年熟成の米と麦の味噌をブレンド、甘さの中にうまみを感じる逸品

あっ晴れ!大賞 ふるさとあっ晴れ認定

府中市には、400年近い味噌作りの伝統がある。四方を山に囲まれた盆地のため、夏は暑く、冬は寒いという味噌の醸造には最適な環境で、良質な原料が手に入りやすい。江戸時代から、府中味噌は高い評価を得ている。「本家中村屋」の「備後府中黒味噌」は、3年熟成の麦味噌と米味噌をブレンドした逸品。見た目が黒いため、濃い味をイメージするが、香りが良く、まろやかな甘さの中にうまみがある。あさりなどの魚介類を入れた味噌汁にとても合う。昔ながらの手作り製法で、じっくりと自然発酵させる。熟成中には、味噌をひっくり返して酵母菌の呼吸を盛んにし、発酵熟成を促す「天地返し」を行う。職人の技と経験、心意気が詰まった本物の味。

●株式会社 本家中村屋

広島県府中市元町497-1

Tel 0847-45-2735

http://www.misoya-nakamuraya.com/index.html

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

笠岡市

えぇとこ

No.035

笠岡諸島

懐かしい風景に癒される7つの島で心安らぐ時間を

岡山県の南西端、瀬戸内海の中心に浮かぶ笠岡諸島。橋を一つも結んでいない離島には、昔ながらの風土が残っている。大小31の島々のうち、有人島は高島・白石島・北木島・真鍋島・大飛島・小飛島・六島の7つ。島ごとに歴史や見どころがある。のんびりと島を歩けば、懐かしい風景に出逢えたり、椿や水仙の美しさに目を奪われたり、船の汽笛や波の音が聞こえてきたり…。日常を忘れて、心安らぐ〝島時間〟を過ごせる。

●笠岡市商工観光課

Tel 0865-69-2147

https://www.kasaoka-kankou.jp

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

福山市・尾道市

えぇとこ

No.036

尾道~鞆の浦 (海の道)

2つの港町を結ぶクルージングでノスタルジックなひとときを

平成27年に日本遺産に認定された「尾道市」と、万葉の時代から潮待ちの港として栄えた「鞆の浦」を結ぶ船の旅。クルーズ船に揺れながら、瀬戸内の多島美や景勝地を満喫できる。尾道水道から望めるのは千光寺、浄土寺などの古寺。断崖絶壁に建つ阿伏兎観音(あぶとかんのん)も見どころ。大きな橋をダイナミックにくぐり抜けながら鞆の浦へ進めば、仙酔(せんすい)島と弁天島を間近に眺められる。約60分間の港町クルージングで、ノスタルジックなひとときを体験できる。

●尾道観光協会

Tel 0848-36-5495

http://www.ononavi.jp/

●福山観光コンベンション協会

Tel 084-926-2649

http://www.fukuyama-kanko.com/

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

尾道市

えぇもん

No.037

NPO法人 工房おのみち帆布

尾道帆布

毎日使っても丈夫で飽きない尾道帆布のバッグは暮らしの相棒

尾道の伝統素材・帆布は、かつて船の帆に使われていたほど丈夫な綿織物。尾道の向島には、たった一軒だけ残っている帆布の工場がある。その工場で織り上げた良質な尾道帆布を使い、バッグや帽子、小物を制作しているのが「工房尾道帆布」。毎日使える飽きのこないデザインで、たっぷりの荷物も受け止めてくれる。また、生地21色、ひも31色の中から好きなものを選べるオーダー注文も可能。

●工房尾道帆布

広島県尾道市土堂2-1-16

Tel 0848-24-0807

http://www.onomichihanpu.jp

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

府中市

えぇもん

No.038

浦上桐工芸 株式会社

府中桐箱

美しい木目、なめらかな手触り府中の伝統が息づく優美な桐箱

府中市の桐材を生かした地場産業の一つが、桐箱づくり。美しい木目と色合いは、気品のある桐箱ならでは。手触りは非常に柔らかく、なめらか。また、ほかの木材よりも軽くて腐食に強く、燃えにくいのが特徴。もちろん、湿気や虫から大切なものを守ってくれる。「良い物は桐箱に入れて保存する」という日本古来の伝統を次世代に繋げたいという浦上桐工芸の「府中桐箱」には、140年を超える熟練の技と心が息づいている。反物箱のほか、線香箱や薬箱なども注文可能。

●浦上桐工芸 株式会社

広島県府中市出口町580-3

Tel 0847-41-7780

http://www.kiribako.co.jp

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

笠岡市

うめぇもん

No.039

小山製麺

雑穀物語美人うどん (もち麦)

笠岡の名産品・もち麦のうどんで体の中からスッキリ、キレイに

昭和20年の創業以来、無添加製法にこだわる「小山製麺」。同社では、地元笠岡の名産品「もち麦」など、5種類の雑穀の恵みを生かした「雑穀物語 美人うどん」を開発。もち麦は大麦の一種で、白米の25倍の食物繊維を含む。原材料も厳選し、数種類をブレンドした小麦粉、ミネラル豊富な天然水、瀬戸内海の天然並塩を使用。通常の3~4倍の時間をかけて乾燥させることで、きめが細かくコシがあり、つるつるの食感を実現している。

●小山製麺

岡山県笠岡市小平井892

Tel 0865-62-2928

http://bijin-udon.com

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

笠岡市

うめぇもん

No.040

せのお水産

瀬戸内ど真ん中のり幻紫菜

養殖には不向きな地で努力を重ね6年をかけて誕生した〝幻の海苔〟

笠岡の「せのお水産」は、海苔の養殖には不向きともいえる、大きな河川が近くにない環境で、海苔作りに尽力している。その努力の結晶が、焼きばら海苔「幻紫菜(げんしさい)」。養殖が非常に難しい岩海苔品種・壇紫菜(たんしさい)を、6年かけて養殖・生産に成功。国内に作り手がほとんどおらず、希少な海苔のため、幻紫菜と名付けた。収穫した海苔をそのまま水洗いし、「ばら干し」と呼ばれる方法で乾燥させて焼き上げるため、うまみが凝縮され、香りが強い。添加物は一切不使用。

●せのお水産

岡山県笠岡市美の浜32-31

Tel 0865-67-6733

https://www.facebook.com/480740995346131/

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

福山市

うめぇもん

No.041

アシードブリュー 株式会社

くわい焼酎 福山そだち

福山生まれの「青くわい」がほんのりと香る、まろやかな焼酎

実から立派な芽が伸びることから「食べると芽が出る」とのいわれがある、縁起物のくわい。福山市は全国一のくわい出荷量を誇る名産地で「青くわい」も有名。JA福山市と、アルコール飲料の製造・販売会社アシードブリューでは、共同開発により、単式蒸留焼酎(乙類)では全国初となる「くわい焼酎」の商品化に成功した。小粒でつやのある青くわいを手作業で厳選し、醸した焼酎は、まろやかな口当たり。後味に青くわいの風味がほんのりと香る。魚料理や天ぷらとの相性抜群。

●アシードブリュー 株式会社

広島県福山市箕島町5725-1

Tel 084-954-3661

http://www.aseedbrew.com

●朝倉酒造 株式会社

https://www.asakurasyuzou.com/

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尾道市

うめぇもん

No.042

桂馬蒲鉾商店

おのみちサルシッチャ

魚のすり身とオリーブオイルがマッチユニークな発想が光るソーセージ

大正2年創業「桂馬蒲鉾商店」のユニークなアイデアが光る、魚のソーセージ「おのみちサルシッチャ」。蒲鉾の最高級の素材といわれるグチなどの新鮮な魚のすり身に、フルーティーな地中海のエキストラバージンオリーブオイルをブレンド。保存料・化学調味料は無添加で、体に優しい味を手作りしている。瀬戸内レモン、ブルーチーズ、バジリコの3種類をラインアップ。

●桂馬蒲鉾商店 本店

広島県尾道市土堂1-9-3

Tel 0848-25-2490

http://keima-kamaboko.com

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

尾道市

うめぇもん

No.043

はっさく屋

はっさく大福

酸味と甘みが絶妙なバランス多くの人に愛される大福

はっさく発祥の地・因島。契約農家から直接仕入れた、因島・生口島のはっさくを余すところなく楽しめるのが「はっさく大福」。木製のせいろで蒸した餅米とみかんの皮を石臼でついた大福を頬張ると、はっさくと白あんが絶妙にマッチ。酸味と甘み、苦味のバランスの良さが、多くの人に愛されている理由。店内では、しまなみ海道の因島大橋を一望できるカウンター席で、ゆったりと過ごせる。

●はっさく屋

広島県尾道市因島大浜町246-1

Tel 0845-24-0715

http://0845.boo.jp/hassaku/index.html

2015年11月/第3回 ふるさとあっ晴れ認定

尾道市

うめぇもん

No.044

尾道造酢 株式会社

無花果酢いーと

尾道産の無花果「蓬莱柿」の香りと甘みが広がる〝飲むお酢〟

本格醸造酢の老舗「尾道造酢」では〝飲むお酢〟も手掛けている。尾道産の無花果「蓬莱柿(ほうらいし)」をベースに造った「無花果酢いーと」もその一つ。蓬莱柿には抗酸化力の高いアントシアニンや食物繊維、ビタミン、カルシウムなどが豊富で体にうれしい。飲むと、豊かな香りと甘みが広がる。濃縮タイプのため、水、炭酸水、牛乳で3~5倍に薄めて飲むほか、焼酎やウイスキーで割ってもよい。ドレッシングやデザート作りにも活用できる。

●尾道造酢 株式会社

広島県尾道市久保1-5-2

Tel 0848-37-4597

http://kakuhoshisu-onomiti.com

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