2021年11月/第13回 ふるさとあっ晴れ認定
赤磐市
うめぇもん
No.177
さんようみねるば
パスクラサンバター
芳醇な香りとクリーミーな味わい
幻の西洋梨を使ったフルーツバター
パスクラサンはフランス原産の西洋梨の一種で、芳醇な香りとクリーミーな食感が特徴。11月下旬に収穫され、食べ頃を迎えるのは1月。熟せばスプーンですくえるほどまろやかになる。日本では明治時代に栽培が始まったが、風で実が落ちやすかったり、収穫後に行う追熟の状態を見極めるのが難しかったりで、現在生産しているのは赤磐市の農家数軒のみ。手間を惜しまない農家のこだわりが繋いできた幻の果実を「絶やしてはいけない」と、地元の瀬戸南高校がPRに取り組み、誕生した「パスクラサンバター」。果実の甘みや香りが感じられるようバターの分量を抑え、とろりとした食感に仕上がっている。食パンやクラッカーに塗って食べるのがおすすめ。高校の文化祭や百貨店、イベントなどで紹介し、地域をあげてパスクラサンの魅力を全国へ発信している。
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