2016年6月/第5回 ふるさとあっ晴れ認定
鏡野町
うめぇもん
No.070
NPO法人 てっちりこ
奥津とうがらし
日本古来種のとうがらしを奥津で栽培、「辛美人」ブランドの加工品も展開
奥津では、貴重な日本古来種のとうがらしを特産品として伝承しようと、地域全体で栽培している。平均年齢80歳の生産者が手作業で収穫し、毎年3~4tを出荷。平均15㎝と大きな姫とうがらしには、辛味成分のジヒドロカプサイシンが鷹の爪よりも多く含まれているため、発汗・脂肪燃焼作用が期待できる。さらに、口に入れてから1、2秒遅れてくる姫とうがらしの辛さを生かした加工品も展開。「辛美人」ブランドとして、ドレッシングなどを販売している。美味しさの秘訣は〝雪づくり〟。約3カ月間塩漬けしたものを雪の上にさらすと、塩分とアクが程よく抜けるという。雪づくりの後に米麹と塩を混ぜ、3年間熟成発酵させた姫とうがらしを使っているのが、「とうがらし醤油」と「熟成とうがらし味噌」。絶妙な辛さとうまみがクセになる味わい。
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