2023年10月/第15回 ふるさとあっ晴れ認定
倉敷市
えぇもん
No.202
倉敷本染手織研究所
倉敷ノッティング
健康でいばらない美しさを備えた染織技術を学ぶ
世界一小さなものづくりの学舎
1953年に倉敷民藝館付属工藝研究所として、故外村吉之介により設立された倉敷本染手織研究所。全国から集まった研究生は1年間生活をともにしながら、手紡ぎと本染め、手織りの技術を学ぶ。日夜の暮らしの中でまじめに働く、健康でいばらない美しさを備えた染織に励む工人を育成する世界一小さなものづくりの学舎は、都市部からの入所希望者も多く、半世紀を越えた現在も研修生を迎え入れ続けている。ノッティングの名前の由来は、結ぶという意味の英語「knot」から。織り機に張った経糸(たていと)に、緯糸(よこいと)を結び、毛足を切り揃えて、各段の結び目をしっかり打ち込む工程を繰り返して作る椅子敷は、丈夫で堅実そのもの。長く大切に時代を超えて受け継いでいきたい逸品。
●倉敷本染手織研究所
岡山県倉敷市本町4-20
Tel 086-422-1541
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